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取締役会の実効性評価

取締役会の特徴や強み、課題の把握によるコーポレート・ガバナンスのさらなる強化を目的に、外部機関を活用し、取締役会の実効性評価を行っています。

2023年度の実施内容と調査結果

① 2024年2月に「取締役会評価に関する質問票」をすべての取締役および監査役に配布
② 回答を外部機関が客観的な立場から取りまとめ、その集計・分析結果に基づき、2024年5月に取締役会における分析・評価を実施

〈質問項目〉
① 取締役会の役割・機能
② 取締役会の構成・規模
③ 取締役会の運営
④ 監査機関との連携
⑤ 社外取締役への機会の提供
⑥ 株式・投資家との関係
⑦ 総括

〈調査結果〉
取締役会の構成、運営、審議内容等は、概ね適切であり、持株会社の取締役会としてあるべき姿が共有され、適切にモニタリングを実施するなど、必要かつ十分な議論が実施されていること、社外役員を含めた取締役会全体として多様なスキル・専門性、多彩なバックグラウンドを有しており、活発な議論を経て、適切な意思決定が担保される仕組みとされていることが強みとして確認されました。

2023年度調査における主な課題と改善点

今回の調査・分析の結果より、下表の通り主な課題を3点抽出し、各課題に対して改善策を予定しています。

主な課題 主な改善策(予定)
取締役会におけるさらなる議論の活性化や中長期課題に関する議論の充実化 中長期的なテーマについて、取締役会における審議の必要性や審議すべきポイントを精査した上で、今後の上程プランを作成し、取締役会にて報告する。取締役・監査役の意見反映し、それ以降は上程プランに沿った運営を行う。
社外役員が事業の実態をより深く知るための機会創出 事業会社における活動への参加等を通じて、当社社外役員がより事業の実態を身近に知ることのできる機会作りについて検討・実施する。
決議事項における審議ポイントの明確化と適切な説明の実施 審議ポイントをより明確にするため、取締役会における決議事項や報告事項の取り扱い方の好事例を参考に、上程資料の構成や説明の仕方について改善を検討する。

その他、後継者計画についての取締役会への適切な情報提供、取締役会におけるさらなる多様性の確保等を、取締役会の実効性をさらに高めていくために中期的に取り組むべき課題として認識しております。当社取締役会は、評価の結果を踏まえ、取締役会のさらなる実効性の向上のために継続的な取組みを行ってまいります。